Blog
ブログ
根管治療6/6 土台(コア、支台築造) ラバーダムとマイクロスコープを必ず使います
根管治療6/6 土台(コア、支台築造) ラバーダムとマイクロスコープを必ず使います
レジンコア
歯とレジンコアの接着は、歯のひび割れ、破折を防ぐために重要です。
レジンコア接着前の歯の清掃は、意外と大事です
ラバーダムをします
現在の歯科治療は、ほとんどが接着を必要とします。
接着は、湿気で阻害されますので、必ずラバーダムを行います。
側壁の汚れの観察
湿気以外に、歯と接着剤の接着を阻害するのが、仮の蓋(仮封剤)の残りです。
微細な付着片が沢山あります。
仮着材は、歯にゆるく付着しているだけで接着していませんし、接着剤にも接着しません。
歯とコア材の接着を阻害する要因になるのです。
面積にしてどの位でしょうか?
仮に、表面積の60%に仮封剤の微小な付着があるとすると、
接着力は、60%低下する事になります。
象牙質の清掃後
明らかに新鮮な象牙質表面が露出したのが分かります。
この面に、接着剤を介して、コア材を接着させたいのです。
清掃前
歯の内部を、上から見た所です。
そんなに汚れてないように見えますが、
下の清掃後と比べると、
明らかに新鮮な象牙質面が得られていない事が分かります。
清掃後
乾燥した状態で、この様に見えます。
新鮮な象牙質面とは、こんなにきれいだったのかと思う位です。
接着剤(ボンディング剤)の光重合
接着材を塗り、固めます。
ある波長の青色光を照射します。
コア材の注入
コンポジットレジンを注入します。
これが固まると、レジンコアになります。
歯冠形成
歯の外形を整え、冠を被せる用意をします。
歯の外形を整える作業(歯冠形成)も、顕微鏡下で行います。
阻害要因の排除
以上の様に、
各段階、接着を阻害する要因を厳密に排除して、治療過程を進めていかないと、うまくいかない事が分かります。
最低、ラバーダムは必須です。
ラバーダムをしないという事は、最初から失敗している様なものかもしれませんね。
お気を付け下さい。
以上の様に、
すべてマイクロスコープで治療を行うのです。
このような治療が、広島で行っている歯医者さん。
それが、アルパーク歯科・矯正歯科です。
この例の
年代・性別 40代女性
治療法 根管治療
デメリット 時間がかかる
治療時間 回数 2時間1回 × 必要回数分
費用 60,500 × 必要回数分
根管治療
https://alpark-dental.com/rootcanal_price
セラミック冠
https://alpark-dental.com/ceramic_price
の費用が必要となる事があります。
この記事を書いた人