非抜歯矯正でおこなう、大臼歯の後方移動により、奥歯に隙間ができました。
はみ出した、犬歯が左上に見えます。

はみ出していた犬歯と、奥歯がきれいに並びました。

下の歯も、きれいに並びました。

上下を整えます。

ひどいと思われた歯並びも、抜歯せずにきれいになりました。

●プレートの清掃は、朝外した時に、裏表をブラシでこすります。
●汚れが気になる時は、入れ歯洗浄剤も使えます。煮沸消毒はできません。
●プレートの保管は、コップの水中、ケースに入れて保管ください。乾燥してもかまいません。
●プレートの紛失を防ぐには、ケースに入れるか、ハンカチにくるんでください。ティッシュで包むと、ごみと間違えて捨てることがあります。
●風邪や病気の時は、病気が軽快したら、なるだけ早くプレートを装着ください。
●もし３～４日使わなかったら、数か月前の状態に後戻りして、きつくて装着できなくなり、治療が遅れます。
●装置の破損、紛失は有料です。（プレート1個20,000円、リップバンパー28,000円）
●装置は成長と共に作り変えたり、治療段階に応じて、別の種類の装置を使ったりします。
●反対咬合の時は、ヘッドギア（おとがい帽装置）を使う事があります。
●他の装置のお知らせは、その装置の装着時にお知らせします。ブレースや拡大装置など。
●治療終了は12歳前後、おおむね小学校6年～中学校１、2年です。正確には、第2大臼歯萌出完了するまでです。
●歯の生えるスピードは、個人差があります。早いからいいとか、遅いから悪いとかではありません。
●協力状態や歯の動きによっては、まれに治療方針の変更や、治療期間の変更があるかもしれません。
●まれに顎に比べて歯が大きすぎたり、小さ過ぎたりすると、前歯の横を削って細くする、小臼歯を抜歯する、犬歯の後ろに隙間を作ったりする、などの対策をします。
●まれに思春期に下顎が大きく成長しすぎてしまう事があります。これは思春期の特性で成長量は予測不可能です。その時は、第2段階の治療が必要な事があります。
●矯正装置を外した後は、保定装置を歯の裏側に装着します。数年使用します。日常に支障はありません。