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1回目 間接覆髄+レジン充填
虫歯があります。中で虫歯が広がっています。 -
1回目 抜髄+クラウン
アクセスのための穴を開けます。
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虫歯(軟化象牙質)を除去していきます。
神経に近いのでこれ以上取れません。
まだ虫歯は残っています。 -
無理に軟化象牙質を除去すると、歯髄を傷つけ出血します。
大人の歯髄tは傷に弱く、激しい痛みの後、歯髄が死んでしまいます。
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間接覆髄
虫歯を残したまま、薬を入れ、数ヶ月待ちます。 -
直接覆髄
露出した神経に薬をのせ、数ヶ月待ちます。 -
抜髄
神経を全部取り、薬を入れ蓋をします。
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2回目 コンポジットレジン充填 インレー充填
中は、虫歯だった部分が硬化しています。
神経を残す事に、成功しました。 -
2回目 根をつめる(根管充填)
露出した神経に薬をのせ、数ヶ月待ちます。
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コンポジットレジン充填が終わりました。詰め物(インレー)の型を取ります。
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3回目 インレーをセット
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3回目 土台(コア)を作り、冠(クラウン)の型を取ります
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神経を残せました
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穴の部分だけの詰め物では、この様に葉が割れやすく、割れ方によっては使えなくなるので、冠方式が用いられてます。
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4回目 冠をセット
治療回数が多くなり、歯は神経を取ったので、もろくなる。
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神経を残せませんでした
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pulp capping
覆髄
- TOP
- 覆髄
- 01
- 歯の神経を守る治療(間接覆髄)
神経を守る 神経を抜かない 治療です。
- 02
- 覆髄法とは
深い虫歯でも、薬を入れて待てば、神経を残す事ができます。
間接覆髄といいます。
軟化象牙質の無菌層を、再び硬くして(再石灰化)、歯の一部として使えるようにする(間接覆髄)治療です。
(虫歯で痛みがある場合は、神経を取る治療になる事が多いでしょう。)
- 03
- 間接覆髄(神経を残す)と、抜髄(神経を抜く)の比較
- 04
- 軟化象牙質について
虫歯内部では、象牙質が溶かされて軟かくなって(軟化象牙質)います。
軟化象牙質は、2種類に分かれます。
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感染層
軟化象牙質の浅い部分。
菌がいますので、除去します。 -
無菌層
軟化象牙質の深い部分。
菌はいません。
無菌層も、通常の虫歯治療では、除去。
柔らかく歯科材料が接着しないため、接着を期待する治療では、除去が望ましいでしょう。
また、他院の修復物を除去した際、内部に虫歯が残っている事が非常に多いのです。念のため、軟化象牙質はすべて除去する方が、望ましいと思われます。
無菌層は、間接覆髄では、残す。
数か月すると再石灰化(硬くなる)の可能性があります。
この性質を利用して、虫歯の穴と神経との間の壁が、再び硬くなった事を確かめ、残った軟化象牙質は除去し、神経を守ります。
- 05
- 覆髄法の種類
覆髄法には、
1、直接覆髄、
2、間接覆髄、
3、暫間的間接覆髄(IPC)法 (2を数回繰り返す方法)
があります。
1、直接覆髄、
2、間接覆髄、
3、暫間的間接覆髄(IPC)法 (2を数回繰り返す方法)
があります。
- 06
- デメリット・ご注意点
歯がしみる事があります。
ひどい場合は、鎮痛剤で痛みを抑えましょう。
ひどい場合は、鎮痛剤で痛みを抑えましょう。
数回かかる場合は、暫間的間接覆髄(IPC)法と言います。
間接覆髄で、神経が露出(露髄)した場合、直接覆髄を行います。
神経の形は一部突き出した部分があります。髄角と言います。この位置は、人によって違うため、思わぬ所で露髄する事があります。万一、露髄した時には、直接覆髄して、神経を残すように努力します。
直接覆髄や間接覆髄の後、神経がダメになる事もあります。
結果は、神経のダメージや回復力によります。
神経が死んだ場合は、抜髄が必要になります。
まとめ
間接覆髄法により、歯の神経を残す事ができます。
治療の優先度は、最優先です。
歯の神経を取る(抜髄)と、歯がもろくなるので、ぜひとも、神経を残したいものです。
当院では、ほとんど、抜髄する事がなくなり、多くの歯の神経を残す事に成功しています。
治療の優先度は、最優先です。
歯の神経を取る(抜髄)と、歯がもろくなるので、ぜひとも、神経を残したいものです。
当院では、ほとんど、抜髄する事がなくなり、多くの歯の神経を残す事に成功しています。
- 07
- 代替案
直接覆髄
神経を残すために行います。虫歯を除去する際、歯の神経がわずかだけ露出した場合に、行われます。
露出した神経を薬剤で被い、数か月待ちます。
MTA、コンポジットレジンのある種のボンディング剤などを使います。観察の後、歯髄が生きていれば、修復処置をします。
歯髄が死んでいれば、抜髄を行います。
しかし、直接覆髄の成功率は、間接覆髄より低いと思われるため、歯の神経(歯髄)の保護を優先させるためには、間接覆髄が第一選択と思われます。
露出した神経を薬剤で被い、数か月待ちます。
MTA、コンポジットレジンのある種のボンディング剤などを使います。観察の後、歯髄が生きていれば、修復処置をします。
歯髄が死んでいれば、抜髄を行います。
しかし、直接覆髄の成功率は、間接覆髄より低いと思われるため、歯の神経(歯髄)の保護を優先させるためには、間接覆髄が第一選択と思われます。
抜髄
大きな虫歯の中の軟化象牙質を、一度に取ってしまうと、髄角の部分が露出(露髄)する事があり、そのまま神経を取る(抜髄)事があります。
しかし、歯の神経を取る(抜髄)と、歯がもろくなったり、割れやすくなると言われているため、抜髄はできれば避ける方が望ましいと思われます。
- 08
- 治療範囲 治療期間 回数
治療範囲
1本の歯の、歯髄から虫歯(う蝕)表面までの、象牙質と軟化象牙質です。
期間 回数
間接覆髄は1回です。
修復処置まで含めると、2回から3回です。
1回目虫歯の除去と、間接覆髄
2回目以降覆髄剤と軟化象牙質の除去、通常の修復処置の治療回数が必要です。
- 09
- 治療費 分割払い 医療費控除
53,350円 間接覆髄の1回分
分割払い 例
500,000円 60回均等 初回10,800円 月々 9,600円
500,000円 84回均等 初回11,950円 月々 7,200円
1,000,000円 60回分割 初回 21,600円 月々 19,200円
1,000,000円 84回分割 初回 15,600円 月々 16,500円
※アプラス カンタンローン計算で 2020年 調べ
※上記は一例です。正確な分割額は、お申し込みの時にご確認くださいませ。
500,000円 60回均等 初回10,800円 月々 9,600円
500,000円 84回均等 初回11,950円 月々 7,200円
1,000,000円 60回分割 初回 21,600円 月々 19,200円
1,000,000円 84回分割 初回 15,600円 月々 16,500円
※アプラス カンタンローン計算で 2020年 調べ
※上記は一例です。正確な分割額は、お申し込みの時にご確認くださいませ。
- 10
- 土日も診療しています。