Anesthesia
麻酔で気分が悪くなる

麻酔で気分が悪くなったり、血の気が引いたりするんですが・・・。
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脈が遅くなったり、血圧が低下しているのでしょう。
大丈夫ですよ。やさしく対応しますから。
徐脈や血圧低下は、少し待っていると、回復する事がほとんどです。
ご心配なく・・・
いわゆる、「血の気が引く」という状態です。
何か、恐怖心をお持ちなんですね。
過去のトラウマだったり、
ご本人が自覚してなくても、意識の底に恐怖心がある事もあるでしょう。
  • 01
  • 一番の対策は
○ やさしくする
○ 絶対に痛くしない
○ 安心できるまで、以上を繰り返す
です。
そのうち歯科恐怖症から、本当に離脱できます。
当院は、歯科恐怖症の方が比較的多いのです。
でも、治療していくうちに、麻酔が無痛でできる事が分かると、
歯医者が怖くなくなり、
「もう普通になりました!」と、おっしゃって頂けております。
今までお越しになったほぼ全ての方が、歯科恐怖症から離脱できています。
  • 02
  • 当院の何が良いのか?
○ 時間を確保する。
○ 治療を急がない。
○ 色んな配慮をする。
○ 歯医者の臭いがしない。
○ 歯医者特有のキーンという音がしない。
○ 内装が木目調で、必要以上に白くない。
(白すぎない。案外これがポイントだったりします。)
です。
具体的にどうするのか?あらかじめ、知っておきたいですよね。
  • 03
  • 具体的には
○ 歯科恐怖症の方は、治療台の上に横になっているだけで、
 手に力が入ったり、手が冷たくなったりしています。
○ まず、リラックスできるように、毛布をおかけします。
 体に毛布がかかっていると、守られている感じがして、これだけで安心感があります
○ その他、リラックスできるように、体を温めます。
 体と手を同時に温めるよう、工夫しています。
○ スタッフがやさしく「大丈夫ですよ」と声をかけ、
 肩にそっと手を当てる事も、とても安心できます。
○ 塗る麻酔をして、何分も待って、充分効かせます。
○ 麻酔を、数回に分けて、ゆっくり行います。
○ 麻酔が充分効くまで、待ちます。
○ その後、少しずつ治療します。
○ 大丈夫だと分かり、安心します。
○ 体の力が抜け、体も温まってきます。
○ そのうち、寝てしまう。
という事になります。
これなら安心だと思いませんか?

一般の歯医者さんでは、
治療を急いでいる事が多いですから、
やさしく対応すると言っても、限度があるかもしれませんね。
それは、ご体験済みだと思います。
  • 04
  • 他の対応
○ 少し待つ。
○ 酸素吸入する。
○ ショックの準備は、常にしておく。
○ 表面麻酔を、より広範囲に、より長く効かせ、再度行う。
○ ゆっくり注入する。
○ 別の日に変える。(体調を整える)
○ 笑気鎮静法、静脈内鎮静法を行う。
○ 麻酔しないで治療する。(当院では行いません。いつ痛くなるかとドキドキし、その方が体に悪い)
 などでしょうか。

鎮静法もいいと思うのですが、
恐怖症の方に血管確保する。
この事に抵抗がありますよね。
  • 05
  • 起こりやすい方
○ 歯科恐怖症
○ 血を見るのが怖い
○ 採血で気分が悪くなる
○ 尖端恐怖症(針の先を想像して怖い)
○ などの方に起こりやすいと思われます。

こんな方は、ご相談くださいませ。
  • 06
  • 麻酔薬のトラブル

アレルギー キシロカイン、防腐剤

血管収縮剤の作用

中毒

過換気症候群

迷走神経反射VVR

その他

ここでは、迷走神経反射VVRについてご説明します
症状は、
○ 脈が遅くなり、
○ 皮膚が冷たくなる、
○ 冷汗が出る、
○ 吐き気がする、
○ 気分が悪い、
○ 目の前が真っ暗になる
などです。

失神してしまうと、神経起因性失神NMS(情動失神)と呼ばれます。
恐怖や痛みで、迷走神経が必要以上に刺激されると、末梢の血管が拡張して血圧が下がり、脈拍が遅くなります。脳に向かう血液が減り、気分が悪くなったり、顔面蒼白になったり、意識がもうろうとなったり、失神して倒れてしまったりするのです。
病院で採血をする時、恐怖や痛みで血の気が引くという感じで、ひどい時には失神する方もおられますね。

採血時の失神発作は、
○ 採血の合併症の中で最も多い
○ 採血開始5分以内にほとんどが発生し、
○ 軽症重症合わせて0.79%の頻度
だそうです。
出典はoisha.livedoor.biz/archives/51130065.html (先頭にhttp://を付けてください)

同様な事が、耳鼻科や歯科領域でもあり、三叉・迷走神経反射と言われています。
○ 鼻副鼻腔手術後のガーゼを除去する時、
○ 歯の麻酔や
○ 歯の治療時
などに起こります。
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  • 07
  • 血の気が引く・失神など、身近な例

長時間立っていると、運動による筋肉の収縮がないため、下肢に血液がたまり、頭部の血圧が下がっておこります。

排便時の迷走神経反射、排尿時の仙髄副交感神経反射いきんだ排便や、夜ビールなどを飲み大量に排尿した時など、腹圧が下がり、血液が腹部にたまり、血圧が下がったり、腹圧の急な変化が内臓の迷走神経を刺激して起こります。

咳による舌咽神経反射、咳で心臓を圧迫して、心臓の血液量が減って、血圧が下がって起こります。頚部の刺激で起こる頸動脈洞反射

きつくネクタイを締めた時や、急に頭を振り返ったとき等、頸動脈洞という頸動脈の圧力センサーが刺激されて、迷走神経反射がおこるものです。

冷水に顔をつける、眼球の圧迫、嘔吐などでもおこります。

  • 08
  • 主な失神を分類すると下記の様になります

神経起因性(NMS)(30-60%)

心臓性(10-30%)(心筋梗塞や不整脈)

起立性低血圧(2-20%)

脳血管機能不全(鎖骨下動脈盗血症候群,大動脈炎症候群)(1%)脳神経系障害(椎骨脳底動脈循環不全や、脳底動脈型片頭痛、一過性脳虚血発作,Shy-Drager症候群など)

低血糖

脱水、出血など

その他

この中で,NMSが最も多く,約半数となっているそうです。

過去のトラブルは、問診票にご記入をお願いします。早めに教えてください。
このような事がありますから、以前、歯科治療で何か異変を感じたことがあれば、あらかじめ教えて頂きたいのです。
また、治療中に異変を感じた時も、すぐ教えて頂きたいのです。よろしくお願いいたします。