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保険医をやめ、自由診療専門にしたいきさつ。実は・・・。

保険医をやめ、自由診療専門にしたいきさつ


結論 苦労しました。でも、喜んでもらえるので良かった
自由診療専門で、医院をやっていく事は、割と難しいものですね。
世渡りが下手な人間ですから、苦労するのは仕方ありません。

目次
  1. ショックで歯医者を辞めたくなる
  2. アメリカの自由診療を学び、自由診療専門へ
  3. 業績悪化
  4. やっと社会に受け入れられ、規模拡大へ
  5. 規模縮小
  6. 体調を崩す
  7. 医院名変更、管理栄養士3人へ
  8. ずっと続く
  9. 結局、なぜ、自由診療なのか?
  10. 歯科医の方へ
昔、保険でやっていた頃、月に何十万点だとか、自費率が~%とかが関心事でした。

ショックで歯医者を辞めたくなる

きっかけは、ある患者さんの何気ない一言。
「削って詰めるだけ?」

これがものすごいショックでした。
自分としては、保険の銀歯でも、フロスも引っかからない様にして、
出血大サービスで、一生懸命やっていたわけです。

でも、何も伝わっていない。
患者さんは、僕の治療に価値がないと思っている。

もういい!いやになった。
歯科医を辞めたくなりました。
治療していると、口腔内から飛沫も顔にかかり、汚い仕事だし。
そのうち病気になるかもしれないし・・・
日曜日には、転職の本を読みました。
もんもんと過ごします。
仕事というものは、収入より、やりがいというか、感謝される事が、大事なんだなと学びました。

アメリカの自由診療を学び、自由診療専門へ

ある講習会で、アメリカの自由診療を学びました。
すばらしい!
初診で、患者さんのお迎えの仕方から、検査、治療、メンテナンスまで、すべてが違うのです!
最短で自費化しました。H14年6月でした。

業績悪化

最初はうまくいくのですが・・・
突然始めた自由診療など、簡単に受け入れられるはずもなく・・・
1年後、患者さんがまったく来なくなりました。
自由診療専門というのが、なかなか受け入れてもらえません。
リーマンショックもあり、どん底を経験しました。
ノイローゼ気味になりました。

やっと社会に受け入れられ、規模拡大へ

そのうち、患者さんにお越し頂けるようになりました。
患者さんも増え、勤務医さんも2人来てもらいました。
いい会社になろうという事で、法人化して、全面改装もしました。

半年くらい、ソフト開発に専念し、診療用ソフトを自社開発(特許出願中)、
海外にも目を向けました。

規模縮小

しかし、勤務の先生の退職を期に、
やはり、自分の目の届く範囲で仕事をやりたいという事になり、
規模を縮小し、こじんまり運営する事になりました。
自分の小ささを思い知る訳です。

体調を崩す

ここで、自分の健康問題が発生します。
疲れて仕事できない・・・
仕事を続けられないと思う位、疲労がたまりました。
毛髪は薄くなり、老化が進んだと思う。
消化管潰瘍で精密検査。癌かも・・・気分が落ち込む。
負のスパイラルでしたが、栄養療法で劇的に改善。

医院名変更、管理栄養士3人へ

新しい観点で見てみると、一生懸命治療しても、虫歯が止まらない人がいる事が見えてきました。

これをきっかけに、
医院の検査体制を全部変えました。
主に血液検査ができるように、多くの機器を導入しました。
また、多大な費用がかかりました。
クリニック名も、変更しました。
アルパーク歯科・矯正・栄養クリニック・・・長いです・・・

頭痛、むち打ち、肩こりなどにも、もっと積極的に関わる事になりました。

「クライアントとは、私達が守るべき方々である。」という概念も知りました。
医療にはとてもピッタリくる言葉です。
「守る」とはどういう事なのか?
つまり、医療機関として、健康増進、疾病予防のために、何ができるのか?
そして、「自分が病気の予防をするなら、この様であればいいな。」という形を目指しています。

今では、ご来院される多くの方が点滴などをなさり、健康増進に役立てておられます。
良かったと思っています。

ずっと続く

医療には、もうこれでいいという事はありません。
(医療でなくても同じですね)
色んな事が起こるたびに、新しい事が始まります。
僕は、こんな事を、いつまで続けないといけないのでしょうか?
たぶん、ずっと続くのでしょう。

最近、これだけは言えます
患者さんに、より深く、よろこんでもらえるようになった。

結局、なぜ、自由診療なのか?

「歯科医として、心が燃える仕事をしたかった。」
「人に喜んでもらう事が生きがいになる。」
が、自分にとって一番大切だと再確認しました。

最後に、歯科医の方へ

平穏に生活するなら、保険診療+そこそこの自費で、適当に暮らすのがいいと思います。
でも、生きがいを求めるなら、心が燃える仕事がしたいなら、自費専門化も、大きな選択肢の一つでしょう。

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