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歯の痛み

歯が痛い時には?
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下記の方法で、応急処置をなさって下さい。
仕事で行けない、夜間で行けないなど、お困りの時は、
下記の応急処置で、痛みを和らげて下さい。
  • 01
  • 自宅でできる応急処置

鎮痛剤の服用

今冶水や正露丸を歯につける

冷やす

ツボをマッサージする

鎮痛剤の服用

大人用。薬局で買える鎮痛剤で、おすすめは、イブ、ロキソニンです。
元は処方箋医薬品の、イブプロフェン、ロキソプロフェンを、薬局で買えるようにした、スイッチOTC薬という物で、よく効きます。
内科や整形外科などで、ボルタレンや、インドメタシンなどの処方を受けた事のある方は、緊急避難として、自己責任で使ってもいいとは思います。あくまで自己責任でお願いします。
大人の薬は、子供には絶対に使わないでください。
インフルエンザにかかり始めなど、感染症に気が付かないまま、虫歯用として、大人用の鎮痛剤を飲ませてしまうと、子供さんが大変な脳症などになりかねません。

今冶水や正露丸を歯につける

新今治水(こんじすい)を歯に塗る

定価788円、丹平新薬
効能:むし歯、歯の根の痛みを鎮める
   むし歯につけた場合、その90.4%に2分以内で鎮痛効果が認められたそうです。
主成分:フェノール:殺菌作用、タンパク変性作用
知覚神経末梢を麻痺させます
カンフル:局所刺激作用、弱い防腐作用
ケイヒ油、チョウジ油:芳香薬、健胃薬 その他

正露丸(せいろがん)を歯につめる

正露丸には2種類あり、「正露丸」と「正露丸糖衣」です。
虫歯痛に効能があるのは「正露丸」です。
効能:むし歯痛
   むし歯の穴に1~1/2個直接詰めて使います。
主成分:クレオソート:消毒薬、殺菌作用、防腐作用
アセンヤク末:収斂作用、タンパク質を結合沈殿して炎症拡大阻止作用
カンゾウ末:消炎・鎮痛作用、抗炎症作用
チンピ末:中枢抑制作用
オウバク末:苦味薬(胃の分泌促進作用)
※むし歯痛に使用する場合、本剤は一時的に痛みをとるのみで治療効果はありませんので、痛みが治まってもなるべく早く歯科医師の治療を受けてください。また、痛みがやわらげば、本剤をむし歯の穴から取り除き、決してつめたまま放置しないでください。

冷やします

(1)氷を口に含んで患部を冷やす。
(2)氷をタオルにくるんで頬に当てる。
冷やす事で、感覚が鈍ったり、炎症反応の進行を遅らせたり、歯髄炎の場合は内圧を下げたりしますので、痛みがやわらぎます。
保冷剤(ケーキ等を買うと付いている)をタオルなどでくるみ、患部に当てましょう。
冷たいもので歯がしみるなど、冷やすと痛みが増す時は、冷罨法はおやめ下さい。

ツボをマッサージします

(1)歯が痛む時は、まず合谷(ごうこく)を、次に歯痛点を、少し痛いような反応があるツボを見つけ、そこを強くもんでみましょう。手と足にあります。ツボの位置は、ご検索下さい。
(2)上の歯が痛い場合は、四白(しはく) 、下関(げかん)、 巨リュウ(こりゅう)というツボを、もんでみましょう。
(3)下の歯が痛い場合は、頬車(きょうしゃ)、大迎(たいげい)というツボを、もんでみます。

夜間や休日診療

夜間の救急対応は、ほぼ大学病院のみと思われます。
年末年始や休日の昼間は、救急体制がとられています。
新聞に掲載されている事が多いので、ご覧ください。

早く歯科にかかりましょう

鎮痛剤で痛みを抑えたり、ツボをマッサージしても、虫歯は治りません。
痛みが取れた=治ったではないんですよ。早めに、歯科医院におかかり下さいね。
歯・口腔・顔面痛にはどんなものがある?
参考として、歯・口腔・顔面痛をまとめておきます。
  • 02
  • 歯の痛みの原因

歯の痛み(歯が原因のもの)

● 歯がしみる(知覚過敏)
● 虫歯が痛い(歯髄炎)
● 歯茎が痛い(歯周病)
● 親知らずが痛い(歯冠周囲炎)
● 歯を抜いた後が痛い(ドライソケット)
● 歯の根が痛い(根尖性歯周炎)
● 噛んだら痛い(歯冠破折、亀裂、咬合異常)
● 飛行機に乗ると歯が痛い(航空歯痛)
その他

歯の痛み(歯が原因ではないもの)

● 筋・筋膜性(筋・筋膜性疼痛 トリガーポイントによる歯痛)
● 神経障害性(三叉神経痛、帯状疱疹、求心路遮断痛、外傷性三叉神経障害)
● 神経血管頭痛性(片頭痛、群発頭痛による歯痛)
● 上顎洞性(急性上顎洞炎による歯痛)
● 心臓性(心筋梗塞、狭心症による歯痛)急性心筋梗塞の25%は胸痛がないそうです。
● 精神疾患性(身体表現性障害、統合失調症、大うつ病性障害など)
● 頸性(頸神経の障害による歯痛)
● その他、特発性
・顔面の痛み
・舌の痛み(舌痛症)
・口腔灼熱症候群
・口腔乾燥症
・口内炎
・扁桃腺炎
・顎関節症
・三叉神経痛
・舌咽神経痛
・スルーダー神経痛(翼口蓋神経痛)
・フライ症候群
・ファーストバイト症候群
・非定型顔面痛
・その他
  • 03
  • 歯の悩みから解放されるには?

歯の病気は防ぐ事ができる

歯や歯茎などが原因で起こる病気の多くは、防ぐ事ができるのです。ご存知でしたか?
そのために、プロの手ほどきを受けて下さい。予防医学を適用して、お口の問題が起こらないようにしていくのです。当院では、治療後の再発が、できるだけない様にという観点で治療を行い、歯や歯茎の病気を防ぎたいと思っております。
なるべく早めに、治療後の再発を防ぐレベルの治療をお受けになるのがよいのです。それは、歯に問題がある方でも、歯に問題がない方でも、ともに有効です。
歯に問題がないうちに行った方が、治療が少ない分、楽に歯の問題を解決できますね。早く、予防を身に着けると、長く、あとの人生を、いい歯で過ごせるのです。
と、考えますと、早いうちに、若いうちに、予防が身に付くといいという事になります。

早く予防が身に付くと良い

早く予防歯科を身に着けて欲しいと考え、当院では、子供さんの矯正治療にも力を入れています。
幼稚園や小学校1年生や低学年から、矯正治療しながら、予防を身に着け、オーラルケアの自立を促していくのです。
歯並びがよく、お手入れしやすく、お顔もかっこいい。歯を守るテクニックも身についている。となれば、申し分ない青年になると思います。思春期、青年期の、生活が乱れやすい時期を、メンテナンスで乗り切れば、大人になって、歯のトラブルは、ほとんど起らないと思われます。
歯の問題が解決しないパターン
歯が痛い時だけ、歯科医院に行くというのでは、いつまでたっても、問題が解決せず、数年おきに歯の問題に悩まされ、最悪のパターンだと思います。
将来は、歯がなくなりインプラントでしょうか?インプラントは歯の救世主とは思いません。逆に、インプラント周囲炎という、インプラントの歯周病にかかわっていかねばなりません。新たな問題を抱える事にもつながってしまうのです。
  • 04
  • 「痛くなければ、歯の治療に行けるのに」という方へ
以上の様に、
「今ある歯を大切にする」
「虫歯の繰り返しから脱出する」
が当院の目標です。
特に、
「恐いから、歯の治療に行けない」
「痛くなければ、歯の治療に行けるのに」
という方々が、歯の問題で苦労なさっているから、少しくらい遠方の方でもお越しになれるよう、当サイトを作ったのです。
  • 05
  • 「一緒に治療しませんか?ほぼ痛くないですよ。」
もちろん、痛みの治療も行っております。
痛みは人間にとって耐えがたく、思考が妨げられ、ふさぎ込んだり、周囲に当り散らしたり、日常生活や、社会生活が妨げられます。
ですから、痛みの治療というのは、「人間同士、いたわりあって社会生活を営んでいきましょうね」という、非常に価値ある仕事だと認識しております。
その治療を、非常に高い精度で行いたいという事で、6台の顕微鏡で治療しております。
皆様の歯が良くなり、歯の問題が解決されますように・・・。